※この記事にはアフィリエイト広告を含みます。本文では、直前期の教材の考え方を整理しながら、参考になる教材ページも紹介しています。
簿記2級の試験が近づいてくると、「このままで足りるのかな」と不安になることがあります。
問題集や過去問を進めているうちに、別の教材も足したほうがいい気がしてきて、直前期ほど本を増やしたくなる方は少なくありません。
直前期は、できていないところが目につきやすい時期です。
そのため、「何か足せば安心できるかもしれない」と思いやすいのですが、実際には、教材を増やすことでかえって流れが重くなることもあります。
この記事では、簿記2級の直前期に教材を買い足すべきか迷ったときに、どんな見方をすると判断しやすいかをやわらかく整理していきます。
大切なのは、たくさん持つことより、今の自分に必要な役割があるかどうかです。
先に答えだけ
簿記2級の直前期に教材を買い足すべきかどうかは、「不安かどうか」ではなく「何が足りていないか」で決めると整理しやすいです。
本番形式の演習が足りないなら1冊足す意味はありますが、基礎があやふやなまま何冊も増やすのは逆効果になりやすいです。買い足すなら、役割がはっきりしたものを1冊だけで十分です。
直前期向けの候補を見るなら、簿記2級のおすすめ教材にまとめている『スッキリうかる 日商簿記2級 本試験予想問題集』から確認すると選びやすいです。
直前期に教材を買い足したくなるのは自然なこと
試験が近づくほど、「まだ足りないかもしれない」という気持ちは出てきやすくなります。
過去問で思うように点が取れなかったり、工業簿記で止まったりすると、今の教材だけで本当に間に合うのか不安になることがあります。
なので、直前期に教材を買い足したくなること自体は自然なことです。
むしろ、真面目に勉強しているからこそ、今の弱さが見えてきて、何か補いたくなるのだと思います。
ただ、ここでひとつ大事なのは、「不安があること」と「教材を足したほうがいいこと」は同じではない、ということです。
まずは、今感じている不安が、本当に教材不足から来ているのかを分けて見たほうが整えやすいです。
直前期は、教材を増やすだけで安心につながるとは限らない
新しい教材を買うと、その瞬間は少し安心できることがあります。
まだできることがある、と感じられるからです。
でも、その安心感がそのまま得点や進めやすさにつながるとは限りません。
直前期は、すでに問題集、過去問、見直しノート、苦手分野の復習など、やることが多くなりやすい時期です。
そこに新しい教材が入ると、今までの流れに新しい判断が増えてしまい、何を優先すればいいかが見えにくくなることがあります。
特に、似た役割の本を何冊も持つと、「どれも中途半端に触って終わる」状態になりやすいです。
そのため、直前期の教材追加は、数を増やすためではなく、足りない役割を補うためだけにしたほうが軽くなります。
まず見たいのは、「教材が足りない」のか「使い方が重い」のか
直前期に教材を足すべきか迷ったとき、まず見たいのは、今の教材が足りないのか、それとも使い方が重いだけなのか、ということです。
ここが分かれるだけでも、次に何をするかがかなり決めやすくなります。
たとえば、過去問を解いていて点数が伸びないときも、知識がまだ足りないのか、時間配分で崩れているのか、工業簿記だけ止まっているのかで、必要な見直し方は変わります。
もし原因が「流れ」や「止まり方」にあるなら、新しい教材を増やすより、今ある教材の使い方を整えたほうが早いこともあります。
勉強が続かないときの見直し方は、簿記2級の勉強が続かないとき、教材を増やす前に見直したいことにもまとめています。
直前期でも、この見方はかなり役立ちます。
買い足したほうがよいのは、「役割が足りない」とき
直前期に教材を足すなら、理由は「不安だから」ではなく、「今の自分に必要な役割が足りないから」で考えたいです。
この違いがあるだけで、増やしすぎをかなり防ぎやすくなります。
たとえば、論点別の問題集はあるけれど、本番形式の練習が足りない。
過去問はあるけれど、直前期にもう少し演習量を足したい。
あるいは、今のテキストの説明ではどうしても工業簿記の流れがつかめない。
こうした場合は、役割の違う教材を足す意味があります。
反対に、すでに同じ役割の本があるのに、「なんとなく不安だから」で似た本を増やすと、整理がつきにくくなります。
足すなら、何のために足すのかを一言で言えるかどうかを目安にすると選びやすいです。
直前期は、安心のために増やすより、仕上げのために足すほうが失敗しにくいです。何となく買うのではなく、「この1冊で何を補うか」が言えるものだけを足すのがおすすめです。
買い足さないほうがよいのは、こんなとき
直前期でも、教材を増やさないほうが進めやすい場面があります。
特に次のようなときは、まず今の流れを整えるほうが先になりやすいです。
問題集の1周目や2周目がまだ重いまま
まだ問題集の段階で止まりが多いときは、演習量を足す前に、今ある問題集の使い方を見直したほうが進めやすいことがあります。
この状態で別の問題集や予想問題集を増やすと、やることばかり増えてしまいがちです。
問題集の回し方が重いと感じる方は、簿記2級の問題集は何周すればいい?も参考にしてみてください。
過去問で崩れる理由がまだ見えていない
過去問で点数が取れないと、すぐ別教材を足したくなります。
でも、どこで崩れているのかがまだ見えていない段階では、追加するより先に原因を分けたほうが整えやすいです。
知識不足なのか、時間配分なのか、工業簿記なのか、問題の読み方なのか。
これが見えないまま教材を増やすと、必要な対策から少しずれてしまうことがあります。
過去問の見方は、簿記2級の過去問は何回分やる?直前期の進め方の目安も参考になります。
工業簿記だけ止まっている
全体が足りない気がしていても、よく見ると工業簿記だけが重いことがあります。
この場合は、教材全体を増やすより、その分野だけ小さく立て直すほうが軽いことが多いです。
工業簿記の見直し方は、工業簿記で止まったら、どこから立て直す?簿記2級の重さを軽くする見直し方もあわせて読んでみてください。
買い足すなら、役割はこの3つに分けて考える
直前期に教材を足す意味があるとすれば、役割は大きく3つに分けて考えやすいです。
ひとつ目は、本番形式の演習を増やす役割。
ふたつ目は、苦手分野の理解を補う役割。
みっつ目は、仕上げの確認用として使う役割です。
この3つのどれなのかがはっきりしていれば、必要以上に広げずに済みます。
逆に、「何となく不安だから」のままだと、似た役割の教材を重ねやすくなります。
たとえば、過去問の補助として予想問題集を足したいのか、工業簿記だけ図解が多い本を見たいのか、あるいは総まとめの確認がほしいのか。
役割が見えると、足すかどうかだけでなく、何を足すべきかも整理しやすくなります。
予想問題集は、必要なら「過去問のあと」に足す
直前期に買い足しやすい教材のひとつが予想問題集です。
ただ、予想問題集は最初から抱え込むより、過去問に少し触れたあとで必要なら足す、という順番のほうが使いやすいことが多いです。
過去問は、本番形式の流れを知るための軸になります。
そのうえで、もう少し演習量を増やしたい、違うまとまりの問題でも練習したい、というときに予想問題集を加えると、役割がはっきりします。
予想問題集をいつから取り入れるか迷う方は、簿記2級の予想問題集はいつから使う?直前期の取り入れ方や、簿記2級の過去問と予想問題集、どっちを先にやる?使い分けと順番の考え方も参考になると思います。
直前期は、「増やす」より「減らさず回せる」
直前期は、今ある教材をどれだけ増やすかより、今持っている流れをどれだけ崩さず回せるかのほうが大切です。
試験が近い時期ほど、全部をやろうとすると一つひとつが浅くなりやすいです。
そのため、教材を足すとしても、「これを増やしても今の流れが崩れないか」を見ておくと判断しやすくなります。
足したことで安心はするけれど、結局どれも中途半端になるなら、本末転倒になってしまいます。
直前期は、増やすことより、今の自分が回せる範囲で整えること。
そのほうが、気持ちも進め方も重くなりにくいです。
まとめ
簿記2級の直前期に教材を買い足したくなるのは自然なことです。
ただ、買い足せば安心につながるとは限らず、似た役割の教材を増やすとかえって流れが重くなることもあります。
まずは、今の教材が足りないのか、それとも使い方が重いのかを見る。
そのうえで、本番形式の演習、苦手分野の補強、仕上げ確認など、必要な役割がはっきりしているときだけ足す。
この考え方のほうが、直前期を整えやすくなります。
不安だから増やすのではなく、役割が必要だから足す。
この見方を持っておくと、教材に振り回されにくくなります。
直前期向けに見やすい1冊だけを確認できるようにしています。
教材全体を見直したい方へ
今の段階に合わせて見やすくしています。
直前期の1冊を決めたい方へ
→ 簿記2級のおすすめ教材に、最初の1セットと直前期の1冊を「役割ごと」にまとめています。候補を並べて選びたいときに見てみてください。
続ける仕組みを形にしたい方へ
やる気に頼らず続けるには、書き出して見える形にするのが近道です。
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