※この記事にはアフィリエイト広告を含みます。本文では、問題集の進め方を整理しながら、参考になる教材ページも紹介しています。
簿記2級の勉強をしていると、「問題集は何周すればいいんだろう」と迷うことがあります。
1周では足りない気がするけれど、何度も最初から解き直すのもしんどい。
そんなふうに手が止まりやすい方は少なくありません。
結論からいうと、簿記2級の問題集は、同じやり方で何周もするよりも、周ごとに目的を分けて2〜3周するほうが進めやすいです。
1周目は理解、2周目は手を止めない練習、3周目は苦手だけ見直す。この流れにしておくと、必要以上にやり直しが増えにくくなります。
この記事では、問題集を何周するかの目安と、止まりにくい進め方をやさしく整理します。
先に、いちばん迷いやすいところだけ
簿記2級の問題集は、「何周やるか」を先に決めるより、1周ごとに役割を分けて考えるほうが進めやすいです。
最初の1周で全部できるようになる必要はなくて、1周目は理解、2周目は手を止めない練習、3周目は苦手の見直し、くらいに分けるだけでもかなり軽くなります。
もし問題集の回し方だけでなく、そもそも今の教材が合っているかも迷う方は、簿記2級のおすすめ教材も参考にしてみてください。
簿記2級の問題集は何周すればいい?
簿記2級の問題集は、2〜3周を目安に考えると進めやすいです。
ただし、毎回同じように最初から最後まで解き直す必要はありません。
大事なのは、回数そのものよりも、それぞれの周回に役割を持たせることです。
「まだ覚えていないところを理解する周」「時間をかけすぎずに解く周」「苦手だけを見直す周」と分けると、同じ問題集でも使い方がかなり変わります。
なんとなく回数だけを増やそうとすると、終わりが見えず、途中でしんどくなりやすいです。
反対に、今回は何のために解くのかがはっきりしていると、勉強が少し続けやすくなります。
何周するかより、周ごとの目的を分けるほうが大切
問題集は「何周やったか」より、「その周で何を身につけるか」を決めておくほうが大切です。
同じ1冊でも、1周目と2周目と3周目では見方を変えたほうが効率が落ちにくくなります。
同じ1冊でも、毎回まったく同じやり方で回そうとすると重くなりやすいです。先に役割を決めておくだけでも、「どこまでできれば次に進んでいいか」が分かりやすくなります。
1周目は「理解するため」に使う
1周目は、全部をきれいに解けるようになることが目的ではありません。
まずは解き方の流れに慣れて、「どこで止まりやすいか」を知るための1周と考えて大丈夫です。
わからない問題が多くても、そこで止まりすぎなくて大丈夫です。
解説を読みながら進めて、「この論点はまだあいまいだな」と気づければ、1周目としては十分意味があります。
最初から満点に近い状態を目指すより、まずは1冊の全体像に触れるほうが、あとで立て直しやすくなります。
2周目は「手を止めずに解く練習」に使う
2周目では、1周目よりも少しテンポよく解くことを意識します。
細かいミスをゼロにするより、「前より止まらずに進めるか」を見る周です。
1周目で見覚えのある問題が増えてくるので、ここでやっと流れがつかめる方も多いです。
仕訳や計算手順を見たときに、以前より迷わず進めるなら、ちゃんと前に進めています。
2周目でも全部を完璧にする必要はありません。
まだ止まる論点があるなら、その部分だけ印をつけておけば十分です。
3周目は「苦手だけを見直す」形で十分
3周目まで来たら、最初から全部をやり直さなくても大丈夫です。
間違えやすい問題、毎回手が止まる論点、理解が浅い単元だけに絞って見直す形で十分です。
ここで大切なのは、「全部やらなきゃ」と思って重くしすぎないことです。
簿記2級は範囲が広いので、後半になるほど全部を抱え込むと苦しくなりやすいです。
苦手なところだけを小さく回すほうが、結果的に試験前まで続きやすくなります。
3周目まで来たら、もう最初から全部をやり直さなくても大丈夫です。戻る場所を絞るほうが、直前期の流れも作りやすくなります。
1周目で全部解けなくても大丈夫な理由
簿記2級では、最初から問題集をすらすら解ける人のほうが少ないです。
特に工業簿記や、仕訳はわかっても解答の形にまとめるところで止まりやすい論点は、1回触れただけでは定着しにくいです。
だからこそ、1周目でつまずくこと自体は問題ではありません。
大事なのは、「わからなかったから向いていない」と決めることではなく、「ここは2周目でもう一度見る場所なんだ」と分けておくことです。
問題集は、理解できているところを確認するためだけでなく、理解が浅いところを見つけるためにも使えます。
そう考えると、1周目の見え方が少し楽になります。
1周目で止まる場所が見えるのは、むしろ自然なことです。ここで「回数が足りない」と決めつけるより、どこで止まったかを見たほうが次の1周を軽くしやすくなります。
何周しても進まないときに見直したいこと
問題集を何周しても手応えがないときは、回数が足りないというより、進め方のどこかが合っていないことがあります。
そんなときは、次の3つを見直してみると立て直しやすいです。
何周しても進まないときは、回数そのものより「進め方が重くなっていないか」を見たほうが整理しやすいです。
- テキストと問題集の順番が合っていない
- 工業簿記だけ止まっている
- 問題集や教材を広げすぎている
このあたりが重なると、回しているつもりでも進みにくく感じやすくなります。
テキストと問題集の順番が合っているか
まだ理解が浅い単元を、問題集だけで無理に進めようとすると止まりやすくなります。
先にテキストで流れをつかんでから問題集に戻るほうが、結果的に早いこともあります。
テキストと問題集の進め方そのものを見直したい方は、こちらの記事もあわせて参考にしてください。
▶ 簿記2級のテキストと問題集、どちらを先に進める?止まりにくい順番の考え方
少し読んで少し解く形にするだけでも、問題集の重さは変わりやすいです。
工業簿記だけ止まっていないか
簿記2級では、商業簿記より工業簿記で止まる方も多いです。
もし特定の分野だけで進まなくなっているなら、問題集全体をやり直すより、その分野だけ立て直したほうが負担が少なくなります。
工業簿記など、独学で止まりやすいポイントを整理したい方は、こちらの記事も参考になります。
▶ 簿記2級の独学で手が止まりやすいのはどこ?つまずきやすい場面の整理
問題集を広げすぎていないか
不安になると、別の問題集を足したくなることがあります。
でも、1冊目がまだ途中なのに次を増やすと、どれも中途半端になりやすいです。
まずは今の1冊で、理解・反復・苦手見直しまでやってみるほうが、進みやすいことも多いです。
教材そのものをまだ決めきれていない方は、こちらにまとめています。
問題集から過去問へ移るタイミング
問題集を何周したら過去問へ進むか迷うときは、「全部完璧になったか」ではなく、「主要な論点で毎回止まりすぎなくなったか」を目安にすると動きやすいです。
少しあやしい部分が残っていても、ある程度問題集が回せるようになったら、過去問に触れてみて大丈夫です。
過去問に入ると、時間配分や出題のまとまり方など、問題集とは違う感覚も見えてきます。
過去問を何回分くらいやるかは、こちらの記事で詳しく整理しています。
また、過去問と予想問題集の使い分けに迷う方は、こちらもあわせてご覧ください。
簿記2級の過去問と予想問題集、どっちを先にやる?使い分けと順番の考え方
問題集を何周したかだけで区切るより、「手を止めずに解ける部分が増えてきたか」で見るほうが切り替えやすいです。
まとめ
問題集は、回数だけを増やすより「この周では何を見るか」が決まっているほうが進めやすいです。1周目で理解、2周目で手を止めない練習、3周目で苦手見直し、くらいに分けるだけでも、重さはかなり変わります。
進め方と教材の両方をいっしょに見直しやすくなります。
簿記2級の問題集は、何周したかだけで考えるよりも、周回ごとの役割を分けて進めるほうが続けやすいです。
1周目は理解、2周目は手を止めない練習、3周目は苦手なところだけの見直し。この形なら、全部を何度もやり直すより負担が重くなりにくいです。
もし問題集がなかなか進まないときは、回数を増やす前に、教材の順番や止まっている分野を見直してみてください。
独学全体の流れから見直したい方は、こちらの記事も参考になるはずです。
周回数より先に、間違いが多くて重いと感じている方は、問題集で間違いが多いときの、戻る場所の決め方もあわせてどうぞ。
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