※この記事にはアフィリエイト広告を含みます。本文では、教材の進め方を整理しながら、参考になる教材ページも紹介しています。
簿記2級の勉強を始めるとき、意外と迷いやすいのが「テキストと問題集、どちらを先に進めればいいのか」ということです。
テキストを先にしっかり読んだほうがよさそうにも見えるし、問題を解きながら覚えたほうが早い気もして、なかなか決めきれないことがあります。
特に独学だと、教えてくれる人がいないぶん、最初の順番が合っているかどうかが気になりやすいです。
順番を間違えると止まりやすくなる気がして、そこで手が止まってしまう方も少なくありません。
この記事では、簿記2級のテキストと問題集の役割を分けながら、どんな順番だと止まりにくいかをやわらかく整理していきます。
「どちらが正解か」ではなく、「今の自分にはどんな流れが合いやすいか」を見つけるための目安として読んでもらえたらうれしいです。
先に、いちばん迷いやすいところだけ
簿記2級では、テキストと問題集のどちらか片方だけを進めるより、「テキストで流れをつかむ → 問題集で手を動かす」を小さく繰り返すほうが止まりにくいです。
最初から完璧な順番を決める必要はなくて、まずは1単元ずつ往復できる形が作れれば大丈夫です。もし順番だけでなく教材そのものにも迷いがある方は、簿記2級のおすすめ教材も参考にしてみてください。
簿記2級は、基本的にはテキストから入るほうが進めやすい
簿記2級では、基本的にはテキストから入って、そのあとに問題集で手を動かす流れのほうが進めやすいです。
いきなり問題集から入ると、まだ考え方がつながっていない段階で答え合わせばかり増えてしまい、手が止まりやすくなることがあります。
特に簿記2級は、3級より範囲が広く、工業簿記も入ってくるので、最初に全体の流れをつかんでおいたほうがあとで戻りやすくなります。
テキストは「完璧に覚えるため」のものというより、「どんな考え方で解いていくのか」を頭の中に置くための土台として使うと軽くなりやすいです。
ただし、テキストだけを長く続けすぎると、今度は「読んでいるだけで進んだ気になる」こともあります。
なので、基本はテキストから入るとしても、ずっと読むだけで終わらせず、早めに問題集へつなげていく意識が大切です。
テキストと問題集は、どちらが大事かではなく役割が違う
テキストと問題集は、どちらか一方が大事というより、役割が違います。
テキストは理解の土台をつくるもの、問題集はその理解を手を動かして確かめるものです。
この役割が分かれていると、テキストを読んでいてすぐ解けなくても必要以上に落ち込みにくくなります。
反対に、問題集に入って止まったときも、「向いていない」ではなく「まだ土台があいまいなのかもしれない」と見直しやすくなります。
独学で止まりやすいのは、能力より、この役割が混ざってしまうときです。
テキストに問題集の役割まで求めすぎたり、問題集で理解まで一気に済ませようとしたりすると、勉強の流れが重くなりやすくなります。
順番で迷うときは、「どちらを先に終えるか」より「いま足りない役割はどちらか」で考えると軽くなります。理解の流れがまだ曖昧ならテキスト、手を動かして止まる場所を知りたいなら問題集、という形で分けて考えると整理しやすいです。
テキストを先に進めるときも、全部読んでからでなくて大丈夫
テキストを先に進めるといっても、最初から1冊全部を読み切ってから問題集に入る必要はありません。
むしろ、そこまで待ってしまうと、前半の内容が少しぼやけてしまったり、問題を解く感覚に入るまでが長くなったりします。
おすすめなのは、単元ごとに区切って、テキストで流れをつかんだら、その範囲の問題集へ進む形です。
そうすると、読んだ内容がまだ頭に残っているうちに手を動かせるので、理解と定着がつながりやすくなります。
たとえば、商業簿記ならひとつの単元を読んだあとに対応する問題を解いてみる、工業簿記なら基本の流れを読んでから関連問題に触れる、というように小さく行き来する形です。
このほうが、「読んだけど使えない」「解いたけど意味がわからない」という状態を減らしやすくなります。
全部読んでから次に進もうとすると、独学では流れが重くなりやすいです。少し読んで、少し解くくらいの往復にしておくほうが、結果的に続けやすくなります。
問題集を先に進めたくなるときほど、止まり方を見たほうがよい
勉強に勢いをつけたいときは、テキストより先に問題集を進めたくなることがあります。
確かに、問題を解くほうが「勉強している感じ」が出やすいので、気持ちが乗りやすいこともあります。
ただ、もし問題集に入るたびに解説をほとんど読まないと進めない、1問ごとにかなり時間がかかる、間違えるたびに自信がなくなる、という状態なら、問題集を先に進める方法は少し重いかもしれません。
その場合は、問題集を増やすより、テキスト側へ少し戻って考え方を整理したほうが進めやすいことがあります。
問題集を先にやるのが悪いというより、「問題集で止まりすぎる形になっていないか」を見たほうが大切です。
勢いで進めるより、止まりにくい流れを作るほうが、結果的には長く続きやすくなります。
独学で止まりにくいのは、「テキスト→問題集」を小さく往復する形
独学で進めるなら、いちばん止まりにくいのは「テキスト→問題集」を小さく往復する形だと思います。
最初にテキストで全体の流れをつかみ、そのあと問題集で確かめて、必要ならまたテキストへ戻る。この流れがあるだけでも、かなり進めやすくなります。
ここで大事なのは、戻ることを失敗だと思わないことです。
一度問題を解いてみたからこそ、テキストのどこがまだあいまいなのかが見えることもあります。
それは遠回りではなく、独学では自然な確認の仕方だと思います。
完璧に理解してから問題集へ進むのでもなく、問題集だけで押し切るのでもなく、小さく行き来しながら整えていく。
この感覚を持っておくと、途中で止まっても戻りやすくなります。
この形で進めやすくするには、説明と問題の行き来がしやすい教材を選んでおくのも助けになります。
工業簿記は、テキストで流れを見てから問題に入るほうが軽いことが多い
工業簿記は、商業簿記以上に、いきなり問題から入ると重く感じやすい分野です。
見慣れない言葉や計算の流れが出てくるので、最初に全体像を少し見ておかないと、問題を解いても何をしているのかつかみにくいことがあります。
そのため、工業簿記では特に、テキストで流れを見てから問題に入るほうが軽くなりやすいです。
もちろん、読むだけで理解しきる必要はありませんが、「何を求めている問題なのか」が少し見えているだけでも、手の止まり方が変わってきます。
もし工業簿記だけ極端に重いと感じるなら、全体の教材を変える前に、その分野の立て直し方を見直したほうがよいこともあります。
工業簿記については、工業簿記で止まったら、どこから立て直す?簿記2級の重さを軽くする見直し方も参考にしてみてください。
工業簿記で特に止まりやすい方は、順番だけでなく「戻りやすい教材かどうか」も影響していることがあります。
問題集で止まるなら、回数より「1周目の使い方」を見直す
問題集がなかなか進まないと、「もっと何周もしないとだめなのかな」と思いやすいです。
でも、回数を増やす前に見たいのは、1周目をどう使っているかです。
1周目から全部をきれいに解けるようにしようとすると、簿記2級ではかなり重くなりやすいです。
それよりも、1周目はどこで止まりやすいかを知るための周、と考えておくほうが前へ進みやすくなります。
問題集の回し方そのものを整理したい方は、簿記2級の問題集は何周すればいい?で詳しくまとめています。
テキストと問題集の順番に加えて、どんな役割で問題集を使うかまで見えてくると、勉強の流れはかなり軽くなります。
教材の順番で迷うときは、「今の自分に足りない役割」で考える
もしテキストと問題集のどちらを先にすべきか迷ったら、「今の自分に足りない役割はどちらか」で考えると決めやすくなります。
考え方の流れが見えていないならテキスト側、読んではいるけど手が動いていないなら問題集側、というように見る方法です。
この見方をすると、「一般的にどちらが正しいか」より、「今の自分がどこで止まっているか」が中心になります。
独学では、そのほうが現実に合いやすいことが多いです。
また、教材そのものに迷いがある場合は、役割に合った本を選べていない可能性もあります。
もし今、「順番が悪いのか、教材が合っていないのか」が分かりにくいときは、先に全部を決めなくても大丈夫です。
この3つのどこから見直すかが決まるだけでも、進め方はかなり軽くなります。
まとめ
順番に迷ったときは、まず「小さく往復できるか」を基準にすると考えやすくなります。テキストを全部終えてから問題集、問題集だけ先に進める、のどちらかに寄せすぎるより、少し読んで少し解く形のほうが独学では戻りやすいことが多いです。
順番の考え方と合わせて、使いやすい組み合わせを見直しやすくなります。
簿記2級のテキストと問題集は、基本的にはテキストから入り、そのあと問題集で手を動かす流れのほうが進めやすいです。
ただし、テキストを全部終えてから問題集へ進む必要はなく、単元ごとに小さく往復する形のほうが止まりにくくなります。
大切なのは、どちらを先にするかを正解探しにすることではなく、それぞれの役割を分けて考えることです。
テキストは理解の土台、問題集は定着の確認。その役割が整理されるだけでも、独学の流れはかなり軽くなります。
もし問題集で止まるなら回数より1周目の使い方を見直す、工業簿記が重いならその分野だけ切り分けて立て直す、というように、止まり方に合わせて調整してみてください。
問題集の回し方で止まっている方へ
問題集の進め方そのもので詰まっている方は簿記2級の過去問は何回分やる?回数の目安と使い方の考え方もあわせてどうぞ。回数より使い方を見るほうが整理しやすいと思います。
同じシリーズでそろえるべきか迷う方へ
組み合わせ方も含めて整理しています。
独学全体の進め方を見直したい方へ
テキストと問題集の順番だけでなく、独学全体の流れから整えたい方は簿記2級の勉強計画はどう立てる?続けやすい形にするための考え方もあわせてどうぞ。
続ける仕組みを形にしたい方へ
やる気に頼らず続けるには、書き出して見える形にするのが近道です。
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