※この記事にはアフィリエイト広告を含みます。本文では、独学の進め方を整理しながら、参考になる教材ページも紹介しています。
簿記2級を受けたいと思ったとき、「独学でも本当に受かるのかな」と不安になることがありますよね。
3級までは独学で進められたとしても、2級になると工業簿記が入ってきたり、範囲が一気に広く感じたりして、通信講座やスクールを使わないと厳しいのでは、と感じる方も少なくありません。
先に結論を書くと、簿記2級は独学でも十分に目指せる資格です。
ただし、誰でも同じやり方で進めやすいわけではなく、止まりやすいポイントをそのままにしてしまうと、途中でしんどくなりやすいのも事実です。
この記事では、「独学に向いているかどうか」を性格だけで決めず、教材の持ち方や進め方も含めてやわらかく整理していきます。
独学が無理かどうかを急いで決める前に、「どんな条件なら進めやすいか」を見つけるための記事として読んでもらえたらうれしいです。
まず結論。独学で受かるかどうかは、“進め方の軽さ”で変わりやすい
簿記2級を独学で進められるかどうかは、「もともと勉強が得意か」だけで決まるものではありません。
大きいのは、
- 教材を広げすぎずに進められるか
- 止まったときに戻れる形を作れているか
- わからないところをそのまま積み上げすぎていないか
このあたりです。
独学に向いていないから止まる、というより、進め方が重くなって止まることのほうが多いです。
だからこそ、「独学は無理かも」と決める前に、まずは今のやり方が重くなっていないかを見るほうが現実的です。
独学全体の進め方を最初から整理したい方は、独学で簿記2級を目指す人へ。テキストの選び方と、過去問の回し方もあわせて読むと流れがつかみやすくなります。
独学で進めやすい人は、完璧にやろうとしすぎない
独学で進めやすい人には、いくつか共通しやすい傾向があります。
ただし、それは「毎日何時間も勉強できる人」とか「最初から理解が早い人」という意味ではありません。
むしろ大事なのは、完璧主義になりすぎず、「今日はここまでで大丈夫」と区切りながら進められることです。
簿記2級は、一気に全部理解しようとするとかなり重くなります。
少しあいまいでも一度前に進んで、必要なところだけ戻りながら整えるほうが、独学では続きやすいです。
また、教材を増やすことで安心しようとしすぎない人も、独学では進めやすいです。
1冊のテキスト、1冊の問題集、必要な時期に過去問、というように役割を分けて進められると、迷いが増えにくくなります。
独学で止まりやすいのは、能力より“進め方”でつまずくとき
独学で手が止まると、「やっぱり自分には向いていなかったのかな」と感じることがあります。
でも実際には、能力そのものより、進め方が合っていないケースがかなり多いです。
たとえば、テキストがまだあいまいなまま問題集をどんどん進めてしまったり、逆に、理解できていないのに回数だけ増やそうとしたりすると、勉強しているのに手応えが薄くなりやすいです。
そういう状態が続くと、「自分はできない」と感じやすくなってしまいます。
独学で止まるときは、気合いが足りないというより、教材の順番や役割が重なっていたり、戻るポイントが作れていなかったりすることのほうが多いです。
なので、向いている・向いていないを急いで決める前に、進め方を少し軽くできないかを見直してみる価値があります。
止まりやすいのは、教材を増やしすぎたとき
独学で最初に起こりやすいのが、教材を増やしすぎて軸がわからなくなることです。
不安になると、新しいテキストや別シリーズの問題集を足したくなることがありますよね。
でも、似た役割の教材が増えるほど、「今どれを進めればいいか」があいまいになりやすいです。
教材が多いこと自体が悪いわけではありません。
ただ、独学では選ぶ回数が増えるだけでも疲れやすくなります。
まずは1つの流れで回せる形を作ってから、必要があれば補うほうが進めやすいです。
教材選びに迷っている方は、簿記2級のおすすめ教材から候補を絞って、増やしすぎない形で決めるのがおすすめです。
止まりやすいのは、テキストと問題集の役割が混ざっているとき
独学で進まなくなる原因として意外と多いのが、テキストと問題集の役割が混ざっていることです。
テキストを読んだだけで「わかったつもり」になったり、問題集で止まるたびに「向いていない」と感じたりするのは、この混ざり方があるときに起こりやすいです。
テキストは理解の土台をつくるもの。
問題集は手を動かして定着させるもの。
この役割を分けるだけでも、勉強の負担はかなり軽くなります。
進める順番に迷う方は、簿記2級のテキストと問題集、どちらを先に進める?止まりにくい順番の考え方もあわせて読むと、自分がどこで引っかかっているか見えやすくなります。
工業簿記で急に重くなっても、独学に向いていないとは限らない
簿記2級では、工業簿記に入ったところで急に気持ちが重くなる方も多いです。
ここで「やっぱり独学は無理だったのかも」と感じてしまいやすいのですが、実際には、3級までとは頭の使い方が少し変わるので戸惑いやすいだけ、ということも少なくありません。
もし工業簿記だけ極端に止まっているなら、全体の勉強が崩れたと考えるより、その分野だけ切り分けて整えるほうが負担は軽いです。
独学では、「全部できないから全部戻る」ではなく、「止まっているところだけ小さく直す」ほうが続きやすいです。
工業簿記の立て直し方は工業簿記で止まったら、どこから立て直す?簿記2級の重さを軽くする見直し方にまとめています。
ここが重いと感じる方ほど、広く反省するより、狭く戻る意識のほうが合っています。
独学が不安なときは、「できるかどうか」より「どこで止まるか」
独学に向いているかを考えるとき、「自分にできるかどうか」だけで見ると少し苦しくなりやすいです。
それよりも、
- 教材選びで止まるのか
- 工業簿記で止まるのか
- 問題集の回し方で止まるのか
- 計画が崩れたところで止まるのか
こういうふうに、どこで止まりやすいかを見るほうが次の動きにつながりやすいです。
止まり方が見えてくると、「全部が難しい」と感じていた状態から少し抜けやすくなります。
独学でつまずきやすい場面を整理した簿記2級の独学で手が止まりやすいのはどこ?つまずきやすい場面の整理もあわせて読むと、自分の止まり方に近いものが見つけやすいと思います。
独学で進めるなら、最初に“戻れる計画”を作る
独学では、勉強時間や計画の立て方も大きなポイントです。
毎日ぴったり進む前提で作った計画は、一度崩れると気持ちまで崩れやすくなります。
特に働きながらや、家事・育児と並行して進める場合は、予定どおりにいかない日がある前提で組んだほうが続きます。
たとえば、
- 遅れたらどこを縮めるか
- 今週できなかったら来週どこで戻すか
- 体力がない日は何を最低ラインにするか
このあたりを先に決めておくだけでも、独学の負担はかなり軽くなります。
勉強計画を整えたい方は簿記2級の勉強計画はどう立てる?続けやすい形にするための考え方を見ながら、「きれいな計画」より「戻れる計画」を意識してみてください。
不安になるたびに教材を買い足すより、今ある流れを軽くするほうが先
独学だと、止まりかけたときに「今の教材が悪いのかも」と思いやすいです。
たしかに、教材そのものが合っていないこともあります。
でも、実際には、教材より先に進め方のほうを整えたほうがいいケースもかなり多いです。
今ある流れのどこで重くなっているかを見ないまま本を増やしてしまうと、安心感は出ても、次に何をするかがまた曖昧になりやすいからです。
もし教材を増やしたくなったときは、先に簿記2級の勉強が続かないとき、教材を増やす前に見直したいことを見て、「本当に足りないのは教材か、進め方か」を分けて考えると失敗しにくくなります。
独学でも、全部を一人で抱え込まなくていい
独学という言葉を見ると、「全部を自分ひとりで判断して進めないといけない」と感じることがあります。
でも実際には、教材の選び方や進め方の型をある程度借りながら進めるだけでも、負担はかなり軽くなります。
どんなテキストを選ぶか。
問題集をどのくらい回すか。
どのタイミングで過去問へ移るか。
工業簿記で止まったらどう戻るか。
こうしたことは、先に考え方を持っておくだけでも迷いが減ります。
まとめ
簿記2級は、独学でも十分に目指せる資格です。
ただし、進めやすいかどうかは、気合いや根性より、教材の持ち方や順番、止まったときに戻れる形があるかどうかで変わりやすいです。
独学で止まりやすいときも、「向いていない」と決める前に、教材を増やしすぎていないか、役割が混ざっていないか、工業簿記だけ極端に重くなっていないかを見直してみてください。
全部をやり直すより、止まっている場所を小さく整えるほうが、続けやすいことも多いです。
教材選びから見直したい方は簿記2級のおすすめ教材も参考にしてみてください。
独学は、意志の強い人だけのやり方ではなく、戻りやすい形を作れた人が進めやすくなるやり方でもあると思います。
勉強計画の立て方から整理したい方へ
テキストと問題集の進め方で迷っている方へ
どこで止まりやすいかを先に知っておきたい方へ
工業簿記への入り方で不安がある方へ
続ける仕組みを形にしたい方へ
やる気に頼らず続けるには、書き出して見える形にするのが近道です。
ニュースレター登録で、90日学習設計シート スターター版(無料PDF)をすぐにお届けします。週1回、続けるためのヒントも受け取れます。