テキストを読んでも、思ったより頭に入らない。
問題集を開くたびに手が止まる。
この教材、自分に合っていないのかもしれない。そう感じることがあります。
簿記2級は勉強量も多く、商業簿記と工業簿記で頭の使い方も少し変わるので、途中で「このままでいいのかな」と不安になりやすいです。
私も勉強していたとき、教材そのものが悪いのか、自分の進め方が合っていないのかが分からなくなった時期がありました。
先に、この記事の答えを書きます。
- 教材が合わないと感じたときは、まず何が重いのかを分けることが先です
- すぐ買い替えなくても、順番や戻り方を変えるだけで軽くなることがあります
- 買い替えるかどうかは、説明の相性・問題の重さ・今の段階を見て決めると整理しやすいです
教材が合わないと感じるのは、珍しいことではありません
簿記2級の勉強では、最初に選んだ教材を最後まで迷わず進められる人ばかりではありません。
思ったより説明が頭に入らない。
問題集に入ったら急に重くなる。
商業簿記は読めるのに、工業簿記だけ止まる。
こうしたことがあると、「この教材が悪いのかも」と感じやすくなります。
でも実際には、教材そのものが合わない場合と、今の進め方では重くなっているだけの場合が混ざっていることも多いです。
だから、最初に決めたいのは「買い替えるかどうか」ではなく、いま何に引っかかっているのかです。
まず見たいのは、「どこで重いのか」です
教材が合わないと感じるときは、なんとなく全部が進みにくく見えます。
でも、実際には重さの種類が分かれていることがあります。
たとえば、次の3つは見直し方が少し違います。
説明を読んでも頭に入りにくい
文章の流れや言い回しが、自分の理解の仕方と合っていないことがあります。
この場合は、教材の相性が関係していることもあります。
問題集に入ると急に止まる
説明は読めるけれど、問題になると手が動かない状態です。
この場合は、教材が悪いというより、説明から問題への移り方がまだ重いことがあります。
工業簿記だけ特に重い
教材全体が合わないのではなく、工業簿記の見方にまだ慣れていないことがあります。
この場合は、教材を全部変える前に、工業簿記だけ戻り方を見直したほうが軽いことがあります。
買い替える前に、先に見たい3つのこと
迷ったときは、まずこの3つだけ見てみると判断しやすくなります。
1. 説明そのものが合っていないのか
同じ内容でも、図で理解しやすい人と、文章で順番に理解しやすい人がいます。
もし「何度読んでも説明の意味がつかみにくい」と感じるなら、教材との相性を見直してもいいかもしれません。
ただし、1回読んでわからないだけで即判断しなくて大丈夫です。
- 2〜3日置いてもう一度読んでも重いか
- 例題を見ても流れがつかめないか
- 別の単元でも同じように止まるか
このあたりを見て、説明の相性そのものが合っていないかを判断すると、買い替えの必要が見えやすくなります。
2. 問題の重さが今の段階に合っていないのか
教材が合わないと感じるとき、実は説明ではなく、問題の段階が少し早いこともあります。
たとえば、テキストは読めるのに問題集で急に止まる場合、教材を変えるより先に、
- 基本例題だけをもう一度見る
- 1単元ずつ区切って触る
- 応用問題ではなく基本問題だけに絞る
こうした戻り方のほうが合うことがあります。
今の段階に対して少し重いだけなら、買い替えるより、進め方を薄くするほうが軽くなることも多いです。
3. 全部ではなく、一部だけ重いのか
教材が合わないように感じても、実際には一部の単元だけが止まりやすいことがあります。
たとえば、
- 商業簿記は読める
- 工業簿記だけ重い
- 問題集の後半だけ急に止まる
こういう場合は、教材全体を変えるより、重い部分だけ戻るほうが小さく済みます。
全部を買い替えると、また最初から見直す範囲が広がります。
だから、全体が合わないのか、一部だけが重いのかは先に分けておきたいです。
買い替えたほうがいいのは、こんなときです
もちろん、買い替えたほうが軽くなることもあります。
たとえば、次のようなときです。
- 説明を何度読んでも、自分の理解の流れと合わない
- 例題の展開が飛んで見えて、つながりにくい
- 別の単元でも同じように止まり続ける
- 数日置いても、読み返す気持ちがかなり重い
こういう場合は、進め方の問題だけではなく、教材との相性が本当にずれていることがあります。
ただし、買い替えるとしても、複数冊を一気に増やさないことは大切です。
不安なときほど増やしたくなりますが、増やすほど判断が重くなりやすいです。
買い替えなくても軽くなることもあります
一方で、私が実際に感じたのは、教材そのものより、触り方のほうを変えたら軽くなったという場面も多かったことです。
たとえば、
- テキスト → 問題集 の順を固定する
- 1日に進める単元を減らす
- 工業簿記だけ休日に回す
- 基本問題だけでいったん手を戻す
こうした変え方で、教材への見え方そのものが少し変わることがあります。
だから、「合わないかも」と思ったときほど、すぐに別の教材を探す前に、今の教材をどう触っているかも一度見てみると整理しやすいです。
迷ったら、「今の1冊で何を減らすか」からで大丈夫です
教材を変えるかどうかの判断は、気持ちが重いときほど難しいです。
そんなときは、先に「何を増やすか」ではなく、「今の1冊で何を減らすか」を見るほうが合うことがあります。
- 一度に進める量を減らす
- 応用問題をいったん後ろに回す
- 重い単元だけ戻る
- 問題集を全部ではなく一部に絞る
このくらいでも、次に動きやすくなることがあります。
まとめ
簿記2級の教材が合わないと感じたときは、すぐ買い替える前に、まず重さの種類を分けることが先です。
- 説明そのものが合っていないのか
- 問題の段階が今は少し重いだけなのか
- 全体ではなく一部だけが止まっているのか
この違いが見えるだけでも、次にやることはかなり決めやすくなります。
買い替えが必要なこともあります。
でも、進め方や戻り方を少し変えるだけで軽くなることもあります。
今日はまず、「いま重いのは説明なのか、問題なのか、特定の単元なのか」をひとつ分けてみるだけでも大丈夫です。
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