資格取得

入院をきっかけにFP2級を学ぼうと思った理由。2週間で始めたお金の勉強

急な腹痛で入院したとき、私は初めて、自分がお金のことをほとんど知らないまま生きてきたことに気づきました。 入院費はいくら…

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Reiko
2026.07.07 · 読了 8 分
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急な腹痛で入院したとき、私は初めて、自分がお金のことをほとんど知らないまま生きてきたことに気づきました。

入院費はいくらかかるのか。自分が入っている保険で、何がどこまでカバーされるのか。働けなくなったとき、生活はどうなるのか。

それまで私は、お金のことを「後で考えればいいもの」として、ずっと後回しにしてきました。日々の暮らしは回っていたし、困っていないつもりでいました。でも、病院のベッドの上では、その曖昧さが一気に現実になりました。

そのとき初めて、知らないままでいること自体がリスクなのだと思いました。そして退院後すぐ、FP2級の試験を申し込みました。結果として勉強期間は2週間でしたが、大事だったのは短期間で合格したことより、あの日を境に、お金を「自分の問題」として学び始めたことだったと思っています。

病院のベッドで見えたこと

入院してみて驚いたのは、体のことだけではありませんでした。医療費、保険、手続き、これからかかるお金。そうしたことに向き合わざるを得なくなったとき、自分がどれだけ知らないかがはっきり見えました。

「保険に入っているから大丈夫」そのくらいの感覚でいたのに、実際には内容をきちんと把握していませんでした。何に備えていて、どこまで守られていて、足りない部分は何なのか。それを説明できないまま、ただ加入している状態だったのです。お金のことは、普段困っていないと見ないまま過ぎていきます。でも、何かが起きたときに初めて、その無知が表に出る。私はそのことを、入院という出来事で痛感しました。

FP2級を学ぼうと思ったのは、「役に立ちそう」だったからではない

私がFP2級を学ぼうと思った理由は、切実なものでした。知らないままでいるのが怖くなったからです。

FP2級では、保険、税金、資産運用、不動産、相続など、暮らしに直結するお金のことを幅広く学びます。どれも、特別な人だけの話ではありません。大人として生活していれば、いつか必ず関わる内容ばかりです。知っていれば、不安を減らせることがある。見直せることがある。損を避けられることがある。そう思えたとき、この勉強は急に他人事ではなくなりました。

先に試験を申し込んだのは、意志に頼らないため

退院後、私はすぐに試験を申し込みました。準備が完璧に整っていたわけではありません。でも、準備が整ってから始めようと思っていたら、たぶんいつまでも始められなかったと思います。

私はもともと、コツコツ積み上げるのが得意なタイプではありません。だからこそ、「そのうちやろう」ではなく、「もうやるしかない」状態を先に作る方が合っています。試験日を決めて、お金を払い、期限を動かせないものにする。それが、私にとってはいちばん現実的な始め方でした。

短期間で合格できたことだけを見ると、特別な話に見えるかもしれません。でも、自分の中では、再現できるのは「2週間」という短さではなく、必要性が見えたときに、すぐ締め切りを作ることでした。

2週間でやったことは、広げるより絞ること

短期間で勉強するときに大事なのは、たくさん手を出さないことでした。私は教材を増やさず、市販のテキスト1冊とYouTubeに絞りました。情報を広げるより、同じものを繰り返して、全体像をつかみ、間違えたところを潰していく。短い時間で進めるなら、その方がずっと現実的です。

最初の数日は、動画で全体像をつかみました。そのあとテキストを読みながら問題を解き、間違えたところを見直す。最後は過去問を本番に近い形で解いて、弱い部分を確認していく。特別な勉強法というより、限られた時間の中で迷わないための順番を作っていた、という感覚に近いです。

使ったものも、特別なものではありません。

  • 市販のテキストを1冊だけ(複数買いはしませんでした)
  • テキストと同じシリーズの問題集を1冊
  • すきま時間用に、スマホで見られる無料の過去問サイト

教材を広げるより、「この1冊に戻る」と決めるほうが、2週間の助走には合っていました。

FP2級を取ってよかったのは、生活への見え方が変わったこと

資格を取ってよかったことは、合格証そのものよりも、日常の見え方が変わったことでした。保険の内容を見直せるようになったこと。お金の話に対して、漠然と不安になるだけで終わらなくなったこと。過去の失敗を「知らなかったから」で片づけずに済むようになったこと。

私には、海外投資で全額を失った経験もあります。あのとき、もしもっと基礎知識があれば、違う判断ができたかもしれない。もちろん、勉強していればすべて避けられるとは限りません。それでも、知っていることで減らせる失敗はあるし、持てる安心もあります。知識は、何かが起きたあとに「取っておいてよかった」と思うことがあります。FP2級は、私にとってまさにそういう資格でした。

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まとめ

入院して初めて、自分がお金のことを知らなさすぎたと気づきました。そしてその気づきが、FP2級を学ぶきっかけになりました。短期間で合格したことよりも、自分に必要な学びだとわかった瞬間に、すぐ動ける形を作れたこと。それがこの経験の本質だったと思います。

もし今、お金のことが気になっているのに、何から始めればいいかわからないなら、難しいことを一気にやろうとしなくても大丈夫です。まずは、自分の保険の内容を見る。家計の現状を知る。あるいは、学ぶ理由になる一冊を手に取ってみる。その小さな一歩が、後から大きな安心につながることもあります。

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Author

Reiko

未経験から育休中4ヶ月で簿記3級・2級を取得。入院中に受験を決め、ゼロから2週間でFP2級を取得。忙しい毎日でも止まらず続けられる学習設計と、資格勉強の進め方について書いています。

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