※この記事にはアフィリエイト広告を含みます。本文では、不合格後の立て直し方を整理しながら、参考になる教材ページも紹介しています。
簿記2級に落ちたあとって、思っていた以上に気持ちが沈みますよね。
頑張っていたつもりだったのに届かなかった。
勉強時間が足りなかったのか、やり方が悪かったのか、それとも自分には向いていないのか。いろいろ考えてしまって、次に何をすればいいのか分からなくなることもあると思います。
でも、不合格のあとに必要なのは、気合いを入れ直すことよりも、まずどこで止まっていたのかを整理することです。
次の受験に向けて立て直すときは、「もっと頑張る」より「どこを直せば軽く進めるか」のほうが大事です。
この記事では、簿記2級に落ちたあと、何をどう見直せばいいのかを順番に整理します。
教材を増やす話より先に、今の自分のつまずき方を見つけたい方に向けた内容です。
まず最初に。不合格でも、全部やり直しとは限らない
次に進む前に、今回がどれに近かったかだけ見てみてください。責めるためではなく、直す場所をひとつに絞るためです。
- 時間が足りなかった(解き切れなかった)→ 本番形式の練習量
- 工業簿記で大きく落とした → 単元の立て直し
- 見たことのない形式に固まった → 直前期の演習の幅
- ケアレスミスが重なった → 解く手順の固定
簿記2級に落ちた直後は、「もう最初から全部やり直したほうがいいのかも」と感じやすいです。
でも実際には、全部をゼロからやり直さなくてもいいことが多いです。
むしろ、一度積み上げたものまで全部崩してしまうと、何が足りなかったのかが見えにくくなります。
大事なのは、不合格という結果だけを見るのではなく、どの部分で点が取りきれなかったのか、どの場面で手が止まったのかを振り返ることです。
知識が足りなかったのか。
問題演習が浅かったのか。
本番形式に慣れていなかったのか。
時間配分で崩れたのか。
ここを分けて考えるだけで、次の動き方はかなり変わってきます。
落ちたあと最初に見るのは、「足りなかった量」より「止まった場所」
不合格のあとにやりがちなのが、「勉強量が足りなかった」とひとまとめにしてしまうことです。
もちろん、勉強時間が少なかった可能性はあります。
でも、同じ30時間不足でも、テキスト理解が浅かった人と、問題演習が足りなかった人と、本番で焦って崩れた人とでは、立て直し方がまったく違います。
だから最初に見るべきなのは、量そのものより、どこで止まったかです。
たとえば、
- 商業簿記はある程度できたのに、工業簿記で崩れた
- 単元問題は解けたのに、本試験形式になると急に点が落ちた
- 問題集は進めたけれど、回し方が浅くて定着しなかった
- そもそも勉強計画が途中で崩れて、後半が薄くなった
こうした止まり方が見えると、次に直す場所がはっきりします。
まず見直したいのは、勉強の流れが途中で切れていなかったか
簿記2級に落ちたあと、意外と多いのが「内容が難しかった」というより、勉強の流れが途中で途切れていたケースです。
最初はやる気があったけれど、途中で忙しくなってペースが乱れた。
工業簿記に入ったあたりで重くなって、そのまま問題演習までつながらなかった。
直前期に焦って、計画の立て直しではなく教材の追加に走ってしまった。
こういう流れの乱れは、知識の問題というより、進め方の問題です。
この場合は、単に教材を増やすより、先に勉強計画を戻れる形にしたほうが次は進みやすくなります。
計画の立て直し方は簿記2級の勉強計画はどう立てる?続けやすい形にするための考え方に整理しているので、「また同じ崩れ方をしそう」と感じる方は、そこから見直すほうが合っています。
問題集は進めたのに落ちたなら、「何周したか」より「どう回したか」
不合格後によくあるのが、「問題集はちゃんとやったのに落ちた」という感覚です。
でもこのときは、問題集をやったかどうかより、どう回していたかを見直すことが大切です。
1周目から正解数だけを気にしていたのか。
間違えた問題をそのままにしていなかったか。
2周目、3周目で見直す範囲を絞れていたか。
解説を読んで終わりになっていなかったか。
簿記2級は、問題集を「持っていること」や「一応終えたこと」よりも、どの段階で手が止まるかを拾いながら回していけるかが大きいです。
問題集の回し方に不安がある場合は、簿記2級の問題集は何周すればいい?を見直してから再スタートしたほうが、次は同じ疲れ方をしにくくなります。
本番で崩れたなら、過去問の使い方を見直す余地がある
「普段はそこまで悪くなかったのに、本番だと全然できなかった」という場合は、知識そのものより本試験形式への慣れ不足が原因になっていることがあります。
簿記2級は、単元ごとの理解と、本番での解き方が別物になりやすい試験です。
問題の順番、時間配分、最初にどこから触るか、途中で詰まったときの切り替えなど、本番ならではの崩れ方があります。
このタイプの不合格なら、次は過去問の扱い方を少し丁寧にしたほうがいいかもしれません。
ただ回数を増やすだけでなく、「どこで止まったか」を確認しながら使うことが大事です。
過去問の進め方そのものは簿記2級の過去問は何回分やる?直前期の進め方の目安にまとめているので、本番での崩れ方が強かった方は、その部分を先に整えると次につながりやすいです。
工業簿記で大きく崩れたなら、“止まる論点”から戻る
簿記2級で落ちたあと、「工業簿記が全然だめだった」と感じる方はかなり多いです。
ただ、このときも「工業簿記が全部苦手」とまとめてしまうと、戻る範囲が広くなりすぎます。
実際には、材料費なのか、仕掛品なのか、標準原価計算なのか、部門別なのか、止まりやすい場所には偏りがあることが多いです。
だからこそ、工業簿記が原因だと感じたときは、最初から全部やり直すより、「どの論点で止まりやすいか」を小さく分けて見たほうが立て直しやすいです。
工業簿記の戻し方については工業簿記で止まったら、どこから立て直す?簿記2級の重さを軽くする見直し方で整理しています。
不合格後ほど、範囲を広げるより、止まる場所を狭く見るほうが気持ちも軽くなります。
落ちたあとに教材を増やしたくなったら、いったん理由を分ける
不合格のあとって、「今の教材が悪かったのかも」と思いやすいですよね。
たしかに、教材が合っていないケースもあります。
でも実際には、教材そのものより、進め方や回し方の問題だったということも少なくありません。
ここで焦って新しい本を何冊も足してしまうと、安心感は少し出ても、次に何を優先するかがまた曖昧になりやすいです。
結果として、前回より情報が増えて、かえって重くなることもあります。
もし教材を変えるとしても、それは「何が足りなかったか」が見えてからで十分です。
買い足し前の考え方は簿記2級の勉強が続かないとき、教材を増やす前に見直したいことにまとめているので、不安で教材を増やしたくなったときほど、一度そこに戻ってみてください。
不合格後は、「自分に向いていない」より「どこで詰まりやすいか」
落ちると、「やっぱり自分には簿記2級は難しいのかも」と感じることがあります。
でも、実際には向き不向きというより、どこで詰まりやすいかの問題であることが多いです。
独学が合う人もいれば、ひとりで進めると止まりやすい人もいます。
時間の確保が難しい人もいれば、理解はできるのに問題形式で崩れる人もいます。
つまり、不合格はそのまま適性のなさを意味するわけではなく、今の進め方のどこが自分に合っていなかったかを教えてくれる材料でもあります。
独学で止まりやすい場面を整理した簿記2級の独学で手が止まりやすいのはどこ?つまずきやすい場面の整理もあわせて読むと、「自分だけが特別だめ」という感覚が少しやわらぐかもしれません。
次回に向けて立て直すなら、「全部直す」ではなく「ひとつずつ軽くする」
不合格後は、反省点が一気に見えてきます。
だからこそ、あれもこれも直したくなります。
でも、次回に向けて本当に必要なのは、全部を一度に変えることではありません。
勉強計画、教材、問題演習、工業簿記、過去問の使い方。この中で、いちばん大きく止まっていたところをひとつずつ軽くしていくほうが続きます。
たとえば、
- 計画が崩れていたなら、まずは期間の置き方を見直す
- 問題集が浅かったなら、回し方を変える
- 工業簿記で止まったなら、論点を絞って戻る
- 本番で崩れたなら、過去問の使い方を見直す
このくらいで十分です。
不合格のあとほど、大きく変えるより、小さく整えるほうが前に進みやすくなります。
教材を見直すなら、「安心できるものを増やす」より「戻りやすいものを残す」
それでもやっぱり、教材の見直しが必要なことはあります。
その場合も、「評判のいいものを全部集める」より、「自分が戻りやすい1冊を残す」意識のほうが大切です。
読むたびに重くなる教材より、開き直しやすい教材。
比べたくなる教材より、迷いを減らしてくれる教材。
そういうもののほうが、不合格後の立て直しには向いています。
教材の全体像を見直したい場合は簿記2級のおすすめ教材から必要なものだけ確認して、増やしすぎない形で組み直してください。
不合格のあとに必要なのは、情報の追加より、流れの整理です。
落ちたあとに大事なのは、次の1回で全部取り返そうとしすぎないこと
簿記2級に落ちた直後は、悔しさがあるぶん「次こそ絶対に」と気持ちが強くなります。
その気持ち自体は悪いことではありません。
ただ、その勢いのまま全部を詰め込みすぎると、また途中で苦しくなりやすいです。
次の1回で全部を取り返そうとするより、前回止まったところをひとつずつ軽くしていくこと。
そのほうが、結果として安定して前に進めます。
不合格だったことを、ただの失敗で終わらせなくて大丈夫です。
どこで止まったかを見つけられれば、次の勉強は前回よりずっと整えやすくなります。
まずは、自分が悪かったと責めるより先に、どこで止まっていたのかを静かに見直してみてください。
そこから先は、ちゃんと立て直せます。
続ける仕組みを形にしたい方へ
やる気に頼らず続けるには、書き出して見える形にするのが近道です。
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