最初に立てた計画より、だいぶ遅れてしまった。
仕事が忙しい週が続いたり、思ったより問題集に時間がかかったりすると、そうなることがあります。
遅れていると気づいた瞬間に重くなるのは、勉強量そのものより、どこから立て直せばいいのかわからないことかもしれません。
私も簿記2級の勉強中、予定どおりに進まない時期がありました。
そのときに苦しかったのは、遅れていること以上に、「最初の計画に戻れない」と感じることでした。
先に、この記事の答えを書きます。
- 遅れたときは、最初の計画を守り直すより、今の位置から組み直すことが先です
- 立て直す順番は、残り期間 → 優先単元 → 1週間の置き方 の順で見ると軽くなります
- 予定をきれいに戻すより、止まらずに進める形を作るほうが大切です
簿記2級の勉強が遅れるのは、珍しいことではありません
簿記2級は、最初の見積もりどおりに進みにくい資格だと思います。
商業簿記は思ったより細かく、工業簿記は慣れるまで時間がかかる。
問題集に入ると、読むだけでは済まなくなって、予定より1単元長引くこともあります。
そこに仕事や家庭の予定が重なると、計画どおりに進まないのは自然なことです。
だから、遅れたこと自体を強く責めなくて大丈夫です。
大事なのは、「遅れたあとに、どこを触るか」です。
最初にやりたいのは、「残りを分けること」です
勉強が遅れると、まず「何日分遅れたか」を数えたくなります。
でも、それをやるほど気持ちが重くなりやすいです。
私が先に見たいと思うのは、遅れの量より、残りの中身です。
たとえば、残っているものをざっくり分けるだけでも、見え方が変わります。
- まだテキストを読む段階の単元
- 基本問題まで進んでいる単元
- 問題集で止まっている単元
- 過去問や直前期に回す部分
こうして分けると、「全部遅れている」のではなく、進んでいる場所と止まっている場所が混ざっていると見えやすくなります。
1. 先に見るのは、残り期間です
立て直すときに最初に見るのは、理想の計画ではなく、試験日まであと何週間あるかです。
残り期間が見えると、今から全部を同じ濃さでやる必要はないとわかります。
ここで大切なのは、最初に立てた予定をきれいに守ることではありません。
- まだ時間があるなら、理解を優先する
- あまり時間がないなら、広く浅くでも一度は触れる
- 直前なら、増やさずに回すものを絞る
残り期間によって、優先順位は変わります。
計画が崩れたときほど、最初の予定表に戻るより、いまの残り期間に合わせて考え直すほうが進めやすいです。
2. 全部を平等に進めるより、優先単元を決めます
残り期間を見たら、次は全部を均等にやろうとしないことが大切です。
勉強が遅れているときに全部を平等に進めようとすると、どこも中途半端になりやすいです。
だから、先に優先する単元を決めます。
考え方としては、次の順番がやりやすいです。
- すでに少し進んでいて、手を戻せば再開しやすい単元
- 配点や重要度が高く、避けにくい単元
- 苦手だけれど、少し戻せば動きそうな単元
逆に、今すぐ深追いしなくていい単元もあります。
大事なのは、全部やることではなく、止まらずに前へ送ることです。
3. 1週間の置き方を、今の生活に合わせて組み直します
優先単元が決まったら、最後に1週間の置き方を組み直します。
ここでやりがちなのが、遅れを取り戻そうとして、平日も休日も予定を詰め込むことです。
でも、それをすると1週間でまた崩れやすくなります。
立て直しの時期ほど、うまくいく日を基準にするより、疲れている日でも回せる形にするほうが続きやすいです。
たとえば、
- 平日はテキストか基本問題のどちらかだけ
- 休日に少し重い単元を置く
- 1日は予備日にする
- 間違い直しを詰め込みすぎない
このくらいまで薄くすると、止まりにくくなります。
遅れているときは、先に削っていいものもあります
立て直すときは、増やすことより、いったん削ることが助けになることがあります。
たとえば、こういうものです。
- 完璧なまとめノートづくり
- すべての問題の解き直し
- 新しい教材探し
- 1日ごとの細かすぎる予定
遅れているときは、不安からやることを増やしやすいです。
でも実際には、増やすほど再開が重くなることがあります。
今の時期に必要なのは、理想の勉強法ではなく、今日からまた動ける形です。
1回全部崩れたあとでも、立て直しはできます
計画が崩れると、「もう最初の予定には戻れない」と感じることがあります。
でも、戻る必要はありません。
最初の計画は、その時点での見積もりです。
実際に進めてみて、思ったより時間がかかった単元や、重く感じる部分が見えたなら、それは失敗ではなく、今の自分に合う計画へ近づいたということでもあります。
私も、計画どおりに進まなかったときは、きれいに戻そうとするほど苦しくなりました。
それより、今の位置から少し薄く組み直すほうが、結果的には続きました。
立て直すときは、この順番だけで大丈夫です
迷ったら、今日はこの順番だけで十分です。
- 試験日まであと何週間あるかを見る
- 残っている単元をざっくり分ける
- 今週やる単元を1〜2個に絞る
- 平日と休日の置き方を薄く組み直す
全部を今日決めなくて大丈夫です。
まずは「今週は何を進めるか」だけ決まれば、次の一歩はかなり軽くなります。
まとめ
簿記2級の勉強が遅れているときは、最初の計画に戻ろうとするより、今の位置から組み直すほうが進めやすいです。
- 残り期間を見る
- 優先する単元を決める
- 1週間の置き方を薄く組み直す
- 増やすより、先に削る
計画が崩れたこと自体は、失敗ではありません。
進めてみたからこそ、どこで重くなるかが見えてきたとも言えます。
今日はまず、遅れを数える代わりに、今の自分が今週進める単元を1つだけ決めるところからで大丈夫です。
勉強全体の流れを整えたい方は、簿記2級の勉強計画はどう立てる?続けやすい形にするための考え方。
平日30分の組み方から見直したい方は、働きながら簿記2級を目指すとき、平日30分でも止まりにくい勉強の組み方。
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